2017年03月22日

『ジェイソン・ボーン』(なんばパークスシネマ★★★1/2)

 マット・デイモンとグリーングラスの黄金タッグ復活と呼ぶに相応しいアクション映画。アクションもシナリオも、舞台さえも、絶え間なく動き回ってて忙しないけど、それが醍醐味とも言えるので、大いに満足。
 とにかく誰も彼もじっとしてないのが、すごく面白い。
 ボーンvsCIAというシンプルな構図で、シナリオは目的と行き先の提示だけ。見事に余計な贅肉を削ぎ落とした感がある。
 ただ前三部作で完結してるので、リブートの理由はかなり強引かと。でも良質のアクション映画をまた観れるのは嬉しい限り。
ラベル:映画
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2017年03月20日

『10 クローバーフィールド・レーン』(DVD鑑賞★★★)

 タイトル詐欺、というべきか。密室スリラーものとしては悪くないし、タイトルであの映画の続編だと分かってる前提だと、言葉の重みが出てくるのも上手い。
 でもこのタイトルで、これを観たかったわけではないと思うんだけどなぁ。
 最後の10分ほどの展開は蛇足。
 それなら最後に「クローバーフィールド」というサブタイトルを持ってくればよかったような。もちろん、それだと分かる人がほとんどいないし、商業的には厳しいのは分かるけど。
 やっぱりタイトル詐欺だよなぁ。
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2017年03月17日

『ザ・ギフト』(TOHOなんば★★★)

 これは酷いオチ(褒め言葉)。
 的確に、かつピンポイントに、目的を達している。「ギフト」もダブルミーニングになってるのが上手い。
 ただ地に足の着いたお話だったので、予告編からサイコホラーか、不条理モノかと思ってると肩透かしかも。途中、盛り上がらないのも難点かな。
ラベル:映画
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2017年03月10日

『七人の侍(4K上映)』(TOHOなんば★★★★1/2)

 何度も観たはずの傑作を、スクリーンの、しかも4Kで観るだけで、全く別物のように感じたし、白黒のはずの画面なのに、一部、色が付いてるかのように思えた。
 これは凄い。

 改めて思ったけど、これぞ不朽の名作、類を見ない傑作。
 この映画を、オールタイムベスト入りしてる名作だからと敬遠するのは勿体無い。脚本が何とも素晴らしいし、役者陣も凄い。それでいて、ユーモアや愛嬌がある。
 山盛りてんこ盛りの映画体験をさせてくれる、至福の207分でした。
ラベル:映画
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2017年03月09日

『GANTZ:O』(TOHOなんば★★★1/2)

 これは凄い。3DCGアニメもここまで来たか!と感嘆する映像で、延々と戦闘シーンを見せてくれる。映像体験として素晴らしかった。原作の大阪編エピソードのチョイスというのも上手い。最低限の説明で後は戦闘のみという潔さ。ラストもなかなか感慨深い。
 原作未読でも問題なし。ケレン味たっぷりの戦闘が続くので、細かいことは気にせず楽しめる。
 ただ心情を語りすぎなのが難点。3DCGでも顔の表情だけで見せる事が出来るのだから、それで表現して欲しいところ。
 それにつけても黒スーツはエロい、エロすぎます。乳揺れも大いに堪能出来ます。エロいです。
 大事なことなので二回言いました。
ラベル:映画
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2017年03月05日

『映画 聲の形』(なんばパークスシネマ★★★★1/2)

 ただただ凄い。
 あの難しい原作をここまで見事に映画にした、という驚きもあるけど、それ以上に、アニメでしか出来ない画面での演出で、登場人物達の心情を、見事に代弁していた。
 優しい物語ではなく、それどころか観る人にとっては、古傷が痛む物語ですらある。贖罪の物語であると同時に、罪を犯す加害者の物語でもある。
 誰にでもオススメ出来る物語ではないけど、ラストは心に染み入るモノがあるはず。だから誰かには観て欲しい物語だ。
ラベル:映画
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2017年03月04日

『ライト/オフ』(なんばパークスシネマ★★1/2)

 灯りが消えればそいつは現れる、というワンシチュエーションな短編動画を映画化。
 本当にそこにいるのか、つい灯りを付けたり消したりしてしまう、というあるあるな体験がベースなので、こなシチュエーションは怖い。
 家庭の事情を絡ませた脚本は上手いとは思いつつ、単純に、問答無用で怖がらせるだけの映画でも良かったかな。理屈をこねた分、怖さが薄れてしまった感がして、ちと勿体無い。
 あと、そいつよりも、鬱病の母親の方がリアリティがあるだけに怖かったのも難点。
ラベル:映画
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2017年02月18日

『君の名は。』(TOHOなんば★★★★)

 まさに新海誠の真骨頂! 良きボーイミーツガールであり、物語的にも良く練られた構成で、いい意味でのお約束あり、裏切られる展開もありと、面白かった。
 とにかくテンポ良く進むので、物語に上手く引きずり込まれるし、いつの間にか主人公達を応援したくなる。それとテンポの良さのおかげで、設定的に無理があるところや、ツッコミどころはあるものの、観てる時にそれを感じさせないのが上手い。
 ヒロインとのすれ違いが新海誠の一つの魅力なんだけど、それが上手く作用してる物語になってる。そのすれ違いが、距離によるものだけではなくて、というのが新海誠らしいなぁと、苦笑いしないでもない。
 とはいえ、それだけに最後の溜めが、お約束ではあるけど、やっぱりいい。
 何度も観たくなる、良きラブストーリーでした。
ラベル:映画
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『ゴーストバスターズ』(なんばパークスシネマ★★1/2)

 世間からレッテルを貼られた女性達が、ゴースト退治で世間を見返す、という話は悪く無い。でも初代が好きな人からすると、知る人ぞ知る「バットマン」な物語を観たかったわけじゃないと思う。
 有名になって、調子に乗って、最後はお祭り騒ぎ、な映画が正直観たかった。
 悪い意味で現代風にリメイクされた感じで、もう少し破天荒で、ハチャメチャな雰囲気でも良かったと思う。終始、高揚感みたいなものに欠けてたかな。
 でもホルツマンは、評判通り、破天荒で素晴らしかった。あの二丁拳銃が、この映画の一番の見せ場かも。
ラベル:映画
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2017年01月21日

『シン・ゴジラ』(TOHOなんば★★★★1/2)

 素晴らしく面白かった。今すぐにでも、もう一度観たくなってる。
 ワクワクと畏怖がない混ぜになった、この感覚は何だろう?
 個人的に一番の驚きは、こんな前向きで希望的な物語を、庵野秀明という監督が作り出したこと。『エヴァ破』初見時の感覚に近いんだけど、あの時以上にそれを感じる。みんなが見たかったエヴァを見せてくれた、と言うべきか。
 誰にでもオススメ出来る映画ではないけど、エヴァのテレビシリーズの前半が好きなら絶対に琴線にヒットするので、悪いことは言わないから、早く観た方がいいよ。あのワクワク感が見事に詰まってるし、見事に進化してる。
 『シン・ゴジラ』については、入院中の相方にも感想を言ったけど、一言でいうと「エヴァのヤシマ作戦を2時間たっぷりみせてくれる」。なのでゴジラは使徒、日本政府はエルフ本部、と置き換えるとさらに分かりやすい。
 但し、エヴァは出ない。人類の知恵と勇気と努力で立ち向かうのだ!
posted by ミハイル暁 at 20:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画の一言感想 | 更新情報をチェックする