2015年07月14日

『極道大戦争』(TOHOなんば★★)

 酷い映画だな、これ! いや、マジでマジで。
 だがそれがいい(真顔で)。

 ヤクザに噛まれたらヤクザになる、という設定だけでもぶっ飛んでるのに、その設定すら可愛いと思えるくらい、後半の展開は暴走過ぎる。私はゲラゲラ笑えながら観たので大好きだけど、他人には全然オススメ出来ない。脈絡無さすぎる展開を、ツッコミ入れながら観ることが出来なければ、観てるのがツラいかも。
 いやでも、もう少し真面目に脚本考えようよと一言言いたい。マジでマジで。

 ちなみに。
 この思いつきでやってる感、どこかで覚えがあると思ったら、思い出した。
 24時間テレビの手塚治虫アニメだ(分かる人だけ分かるネタ)。
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2015年07月07日

『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』(なんばパークスシネマ★★★★)

 前作と比べてお祭り感は薄れたものの、最初からアクション全開でテンション上がるし、メンバー同士の掛け合いや連携プレイを観てるだけでも愉しくなってしまう。
 戦闘はどれも見応え充分だけど、一番の見所はハルクvsハルクバスター戦かも。社長の趣味全開でハルクを殴りまくるけど、どっちが勝つのか予想できない点が良かった。

 ただ物語自体は、社長が全部悪い、アベンジャーズ破壊し過ぎ、司令官の説教遅すぎ、などツッコミは多いし、思いの外ウルトロンが小物臭ぷんぷんで、クライマックスは物量で攻めるだけ、そのくせアベンジャーズには人助けの片手間に戦われてる始末。でもヒーロー大活躍なお祭り映画なのでそこは気にしない方向で。

 とは言いつつ、アベンジャーズの存在意義自体が物語のテーマであることや、隠れ家での社長とキャップの主張の食い違いが、次の話である『キャプテンアメリカ シビルウォー』に繋がってくることなど、ただのお祭り映画でないという見方をすることも出来て、その辺がこのシリーズの奥深いところかと。

 あと個人的なヒットは、殺すマンことホークアイの存在。家族のエピソードや、戦闘中にスカーレット・ウィッチを諭すシーンでの「しかも弓で戦ってる」と自虐ギャグを言ったりするところなど、かなり良かった。
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2015年06月27日

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(なんばパークスシネマ★★★★1/2)

ここはまさに世紀末!
ひたすら血沸き肉踊る映像とアクションの数々で、全編カーアクションだから終始アドレナリン出まくりの2時間。
とにかく細かいこたぁいいんだよ! 考えるな、感じるんだ!なステキ映画。
ただツッコミどころの多いバカ映画では全然なく、逆に練りに練られたアイデアを丹念に練り込んで、さらに練り込み過ぎた、と言っても過言ではなく、これでもかこれでもかと観客に披露している様が素晴らしい。
まずは観よう。話はそれからだ!
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2015年06月21日

『海街diary』(TOHOなんば★★★★)

 原作未読。事件らしい事件は起きないけど、観終わった後、家族っていいなと温かい気分にさせてくれる良作。
 四姉妹の描写が丁寧で、女優の魅力が上手く引き出されてる。四姉妹のじゃれあい見てるだけで癒される感満載だ。
 四姉妹それぞれを均等には描いてはいないんだけど、ちょっとしたエピソードが印象的になる演出が上手い。財布を忘れたり、ご飯をかきこんだり、といった日常描写でキャラらしさの描写になっている。
 個人的には、魚釣りに絡んだ三女のエピソードが好きだなぁ。

 あと四姉妹だれも魅力的に撮られてるんだけど、四女役の広瀬すずが抜群に良かった。
 思春期の少女らしい表情が良く出てて、特に油断した時や照れた時の笑顔が魅力的だ。
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2015年06月12日

『映画クレヨンしんちゃん オラの引っ越し物語 サボテン大襲撃』(TOHO泉北★★★)

 今度のクレしんは、メキシコに舞台を移しての、見事なB級モンスターパニック映画。
 メキシコらしい癖のある登場人物達に加えて、サボテンのモンスターっぷりが素晴らしく、死人が出てもおかしくない怒涛の展開と緊張感だけど、そこはクレしん、終始笑わせてもらった。
 ただ出来自体はとっ散らかって印象で、勢いに任せるには上映時間が104分と長かったかと。
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2015年06月04日

『チャッピー』(なんばパークスシネマ★★★1/2)

 ツッコミどころは満載で、あの会社のセキュリティはザル過ぎだろとか、暴動はどうなったんだ?とかあるんだけど、そこはヨハネスブルグが舞台なので(問題発言)。
 とか思いつつ、後半の怒涛の展開に圧倒される。とにかく勢いに任せてぶん投げてるのは分かるんだけど、そのぶん投げられてる感が面白かったので、大いに満足です。個人的には、オチは腑に落ちないんだけど(複製した時点でそれは別物では?)、SF的にも面白かったのでよし。
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2015年05月26日

『セッション』(TOHOなんば★★★★1/2)

観終わった後、前のめりになって、手を握っているのに気付いた。
息をするのも忘れて観てた。頭が痺れるような感覚だけが残ってた。
観てる間の緊張感とストレスが、ラストにそれが一気に開放される。すごい映画体験だった。
本物のジャズがこんな風に歪だとは思わないし、あくまで物語として成立する話とは思うけど、それだけに教師と生徒、二人の魂の殴り合いとも言うべき物語が際立ってて、それがラストの演奏に昇華する様が、何とも凄まじい。
にしても、ラストの演奏は、いつ、どう終わるのか、ハラハラしながら観てて、本当に疲れ果てたよ。
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2015年05月24日

『イニシエーション・ラブ』(TOHO梅田★★1/2)

 原作既読だけど、上手く映画化したなぁ、というのが正直な感想。ベタな演出と前田敦子のベタ演出が鼻につくけど、ラストまで観ると、敢えてやってるのは分かる作りは上手い。
 しかし、「もはや別人だろ!」とツッコミ入れたくなる点が映画化で一番良かった点かも(笑)。

 それにしてもラスト5分はどう考えても蛇足では?
 映画の謳い文句で「最後の5分全てが覆る。あなたは必ず2回観る」と言ってるけど、原作はあのラストの、ポカーンとしてしまう、放り投げっぷりが効果的で、そのため再読必須だったのに、映画はあの5分間のおかげで、もう一度観る必要をなくなってしまっている。
 観客に対する配慮かもしれないけど、あの原作の映画化としては正直如何なものかと。
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2015年05月19日

『ソロモンの偽証 後篇・裁判』(なんばパークスシネマ★★★)

 とうとう始まった中学生による荒唐無稽な校内裁判がメイン。裁判自体は淡々と進むが、展開や構成は悪くない。
 ただどうしても前篇の盛り上がりに比べると見劣るのはやむなしか。何故校内裁判をするに至ったかの流れが良かっただけに、そう見えてしまう。
 また真実も、これだけ大掛かりな話の割にはちょっと肩透かし。全体的に尻すぼみになったのは残念だけど、中学生達と、周囲の大人達の演技にも支えられて、良い映画だったかと。
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2015年05月14日

『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』(なんばパークスシネマ★★★★)

 劇場版パトレイバー2の正式な続編にして、実写によるリメイク! そんな奇妙な映画であり、ある意味、押井守が実写でやりたかったことが詰まっている気がする。グレイゴーストの迫力だけでも必見。
 台詞やカットが徹頭徹尾、押井守であの映画が好きなら、思い出しながら絶対愉しめる。逆に、あの映画を観てない人はお断りといった体だが、まあそんな人は観に来てなさそう。
 そんなわけで、中身はあまりないのは気にしないこと。十分エンタメはしてるけどね。
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2015年05月13日

『寄生獣 完結編』(TOHOなんば★★1/2)

 出来は悪くなく、CGも頑張った方だと思う。原作のエピソードの羅列になってて、喋り過ぎとは思うけど、それは仕方なし。
 ただ場面の繋がりの悪さがどうにも気持ち悪い。どれも唐突過ぎる。イベントをこなして次のイベント、という風に見えてしまうのは如何なものかと。特に途中に挟まれるラブシーンは、話題性のために入れましたよ、みたいに感じてしまった。
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2015年05月12日

『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(TOHOなんば★★★★)

 面白かった、というよりは興味深かった。いや、映画自体の構造が面白かったというべきか。マイケル・キートンという役者の背景によって、リアルとフィクションの狭間を観てる気分になった。
 それに加えて、ブロードウェイの舞台の文字通りの舞台裏、ハリウッドとブロードウェイの確執、批評家の影響力や、ネットでの存在感など、そういった面も観ていて興味深かった。
 物語自体は、個人的にはそこまで響かなかったんだけど、あのワンショットの撮影は凄かった。お見事としか言うほかない。 きちんと時間経過も表現してるし、それでいて自然だった。ここまで徹底出来るものなんだと、執念みたいなものすら感じたぐらいだ。
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2015年04月12日

『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』(TOHO泉北★1/2)

 お祭り映画とはいえ、これは酷い脚本だなぁ。仮面ライダー同士を戦わせるためショッカーライダーにするという設定は悪くないけど、肝心の歴史改変による展開がお粗末過ぎる。おかげでショッカー首領のバカさ加減が際立ってる。
 あとタイトル通り、3号が主役で、ミッチーがほぼ出ずっぱり。役どころも美味しいんだけど、あの設定と展開で観客は納得するのかしらん、というぐらい、コウモリ感満載だった(笑)。
 あとこの映画単体で終わってないのは、正直如何なものかと。入場者特典の『仮面ライダー4号』DVDに続き、さらにそれはエピソード1で、続きは……っていうのは止めてくれ。
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2015年04月06日

『博士と彼女のセオリー』(TOHOなんば★★★)

 ALSという難病のホーキング博士を演じたエディ・レッドメインの演技は素晴らしい。ただ物語自体は、波乱に満ちてはいるものの駆け足で、また描写も淡々としているので盛り上がりには欠けているのは否めない。
 難病ものにありがちな自己犠牲な綺麗事だけではなく、介護する側される側である夫婦の葛藤をかなり踏み込んで描いているのが評価の分かれるところかな。個人的には、理解は出来るけど、うーん難しい、という感じ。
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2015年04月04日

『ソロモンの偽証 前篇・事件』(なんばパークスシネマ★★★★)

 これは構成がかなり上手い。事件が起こり、中学生による裁判が開かれるのだけど、その荒唐無稽さを感じさせず、グイグイと引きこまれた。自殺か他殺ではなく、そんな憶測に翻弄される中学生と学校がメインなのも上手い。
 脇を固める大人の役者も良いけど(松重豊が男前すぎる)、何と言っても中学生達の演技が良い。主演の藤野涼子は、デビュー作とは思えない熱演だ。映画の出来は後篇の裁判次第だけど、大いに期待したいところ。
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2015年04月03日

『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(TOHOなんば★★★★1/2)

 天才数学者アラン・チューリングを演じたベネディクト・カンバーバッチが抜群に良い。これはアカデミー主演男優賞ノミネートも納得。特に別れを切り出すシーンの目の表情が素晴らしかった。
 また上げて落とす脚本も見事。物語はエニグマ解読がメインだけど、解読後の展開の非情さが、チューリングの晩年と重なって、何とも言えない味わいに。ラスト 焚き火のシーンが物悲しい。
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2015年03月26日

『映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)』(TOHO泉北★★)

 新ドラのオリジナルをきちんと観るのは初めてだけど、かなり微妙な出来。映画撮影してたら本物の宇宙海賊と戦うことに、という「サボテンブラザーズ」を彷彿とさせるストーリーが全然活かせてなく、勿体無い。
 海賊が本物と分かっても、ひみつ道具をただ使うだけなのでハラハラもしないし、海賊との戦いも盛り上がることもなく淡々としてて、ワクワク感が全然ない。のび太の必殺技も意味の無さにも驚きだ。
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2015年03月25日

『砂の器』(TOHOなんば別館★★★★★)

 第二回新・午前十時の映画祭にて観賞。きちんと観るのは初めてかも。
 これは見事なロードムービーという他ない。
 前半は、丹波哲郎扮する刑事が、犯人の手がかりを掴むため、日本各地をローカル線で巡る旅。後半は、身寄りも行く先もない父と子が日本各地を放浪する、邦画屈指の回想シーンだ。日本の原風景というべき代物で、今となっては貴重な映像だ。
 それでもやはり、宿命という名の音楽が鳴り響く中、台詞もなく、ただひたすら放浪する父と子の回想シーンは素晴らしすぎる。辛い旅路の中に垣間見る親子愛、そしてその顛末に、胸を抉られ、心を打たれて、ただただ涙が止まらなかった。
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2015年03月09日

『プリデスティネーション』(ブルク7★★★1/2)

 SFの古典的な命題「卵が先か鶏が先か」を見事にみせてくれる展開が愉しい。罠にハメた段階で、オチも大体分かるのだけど、そこに至るまでの展開がひねっているので、ワクワクしながら観ることが出来たのが嬉しい。
 何と言っても、イーサン・ホークの影のある演技が良い。物語自体は突拍子もないのだけど、あの痩せこけた顔も相まって、説得力と渋みを与えてくれている。これはSF映画の良作で拾い物だった。
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2015年03月07日

『アメリカン・スナイパー』(なんばパークスシネマ★★★★)

 これはイーストウッドらしい反戦映画。家族想い、友達想いの、一人の愛国者が戦争で心を壊していく様を淡々と描いている。戦争映画としても出来は良く、敵スナイパーとの対決はヒリヒリとする緊張感がある。
 ただそれよりも帰国して日常を過ごすシーンの方が緊張感がある。PSTD(心的外傷後ストレス障害)のため、一人の純朴な米国人の心が壊れていく。その心が戦場にあるという描写が何とも切ない。
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