2008年03月01日

木村航「七本腕のジェシカ」☆☆☆☆★


木村航「七本腕のジェシカ」
【木村航らしい独創的な世界観の構築が素晴らしい。但し物語は始まったばかり】
 これは血まみれの愛の物語です。
 ときは未来、貴族と呼ばれる吸血鬼が支配する汎不死社会は、千年に一度現れる怪物におびえていました。人呼んで、七本腕のジェシカ。その身に魔王《七柱》を封じ、世界を滅ぼす《刈り入れ》の儀式を繰り広げるという伝説の存在です。
 少年エドガーは瀉血奴隷。貴族ヘルマの下僕として、怪物ジェシカに立ち向かうことを宿命づけられています。しかし、やがて彼の前に姿を現したのは、恐ろしげな伝説からは想像もつかない無垢な少女でした。(あとがきより)

 これは面白いっ!
 吸血鬼が貴族として君臨する未来社会は、吸血鬼ハンターDを彷彿とさせますが、さにあらず、カロリー至上主義とも言うべき、独創的な世界観を構築しています。構想3年というのもうなずける、ラノベとは思えないかなりダークで深い世界観です。
 その独特の世界の説明を、裁定者であるジェシカを、世界を支える側でありながらその有様に違和感を持つ少年エドガーが案内する形を取っているので、違和感なく読み進める事が出来ます。
 このやり方が上手い。
 ただ説明は小出しで、それらを咀嚼しながら読み進める必要があるのと、最後の「大契約」をエドガーが唱和する事によって、今までの断片がようやく一つになる(ある意味この巻のクライマックスと言える)といった仕組みなので、好き嫌いが分かれるところかも。

 その反面、世界観の紹介に終始してしまった感がするのも確か。
 物語が始まったところでこの巻は終わってしまい、ジェシカの七本腕の通り名の意味や、七柱の魔王の暴虐っぷりを期待していただけに、ちょっと肩すかし。
 次巻は始めからすっ飛ばして欲しいところ。何せ、ジェシカもエドガーもまだ受け身状態で、活躍らしい活躍はしてないし。

 それにしても引きが、引きすぎて吹いた(苦笑)。
 こんなところで次巻に続くとは……今年の夏までには出すとの事ですが、もっと早くお願いしますよ、ねぇ。

あとがきについて、一言。
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2008年02月22日

木村航「七本腕のジェシカ (1)」購入!

 今日、羽海野チカ「3月のライオン」はもう発売かなと思って、ふと本屋に立ち寄ってみると、木村航「七本腕のジェシカ (1)」が出てるではないですか!
 25日刊行予定だったから、すっかり油断してました。


 てなわけで、すぐさま購入。
 早速読み始めよう……と思いきや、「翼あるもの〜マップス・シェアードワールド」を読んでいたところでした。こちらも面白かったので、一気に読み切りましたが(笑)。
 てなわけで明日から読書開始。
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2008年02月06日

木村航「七本腕のジェシカ (1)」の表紙公開

 MJ文庫のオフィシャルで、表紙が公開されてますね。
 大きいイラストはこちら。
 ……誘ってるんですか、この娘さんは(笑)。

 この娘さんがジェシカなんですね。
 前回『アシュラマンみたいなキャラだったら』とか書いてしまいましたが、木村航先生に謝ります、すみません<(_ _)>
 イラストの芳住和之さんのキャラデザ、良い感じですねぇ。これは本文イラストも大いに楽しみであります。
 で、もちろんサービスカットはあるんですよね、木村航先生?
 期待してますよーんよーんよーん!
(ミハイル暁さんは天に向かって叫んでおられる様子)
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2008年01月25日

木村航「七本腕のジェシカ (1)」は2/25刊行予定

 MJ文庫のオフィシャルにて告知。
 木村航「七本腕のジェシカ (1)」は2/25刊行との事。
 どんな物語かも少し載ってますね。
その身に魔王《七柱》を封じ込め、大契約の定めに従い、磨き抜かれた、尊き貴族の魂を喰らう《刈り入れ》の旅を続ける――《七本腕のジェシカ》。

 おぉ、なんかかっちょいい。
 これでアシュラマンみたいなキャラだったら、木村航に裏切られた気分になりますが(笑)。
 ようやく出るみたいですし、後もう少し待つ事にしましょう。
 愉しみ愉しみ。
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2008年01月19日

木村航「七本腕のジェシカ (1)」は2/25刊行予定?

 ちょっとネットをごろごろしてたら、ラノベの杜という、ライトノベルの新刊情報を発信している個人サイトを発見。
 そこの情報によると、木村航の新作「七本腕のジェシカ (1)」は、MF文庫Jから2/25刊行との事。
 でも去年から延期が続いてるから、今回はどうなのかしらん。
 出て欲しいけどなぁ。
 MF文庫Jの公式ではまだ情報は出ておらず。ふーむ。

 ちなみに、イラストは芳住和之という方。
 サイトを見ましたが、格好いい絵を描く人だなぁ。
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2007年05月08日

木村航「串刺しヘルパーさされさん3 〜呪われレジェンド〜」☆☆☆★


木村航「串刺しヘルパーさされさん3 〜呪われレジェンド〜」
【さされさん的オチではあるものの、少し駆け足気味?】
 さされさんも3巻にて完結。
 うーん、ちょっと駆け足気味だったかなぁと。
 もう少し展開があるかと思ったのですが、一気にいきましたね。
 全体的に消化不良な感がしました。何だろう、あまり話の積み重ねがないように感じられたんですよね。3巻だけ読んでも大丈夫な話で、それはちょっと勿体ないかなと。

 オチに関しては、これはこれでありですな。
 まあ、この物語的に「オレ達の呪われ生活はまだまだ始まったばかりだぜ!」となるような気がしていたので(笑)。

 短編は、二本は普通でしたが、夜桜の話は凄く良かったです。
 これを読むと、さされさんは狂言回しにして、呪われチルドレン達を三人ではなく、二人ぐらいにして、メインにどしっと据えた方が良かったかなぁと思ってしまいますね。
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2007年04月09日

『串刺しヘルパーさされさん3』と『バッカーノ! 1934完結編』

 木村航『串刺しヘルパーさされさん3 〜呪われレジェンド〜』と成田良悟『バッカーノ! 1934完結編』を購入しました。

 『さされさん3』は完結編プラス短編集なのですな。
 ちょっと買うのが遅くなりましたが、現在読み進めてるところ。呪いと祝福の関係の、ダークな面の掘り進め方が上手いなぁ。
 それにしても著者紹介が大いに気になります。
『2007年は新刊少なめになる予定。来年はドカドカッとたくさん出る! はずですけれども!?』
 いやいや、まだ4月なのにその宣言は如何なモノかと(笑)。

 『バッカーノ! 1934完結編』は、待望の1934年の完結編。
 前巻の娑婆編がちょい微妙だったので、この完結編でどうまとめているのかが気になるところ。急行編&鈍行編のメールゲームのリアクションなノリを期待していいのかしらん。
 第十回リアか、それとも総集編か、どっち?(笑)
 それにしても、アニメはどこで放映してくれるのか。
 さてはてほほーん。

 しかし『運命準備委員会』のリア発送が近いので、両方読み終わるか微妙だ。。。
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2007年03月21日

木村航『串刺しヘルパーさされさん3』は4月発売予定!

 木村航『串刺しヘルパーさされさん3 〜呪われレジェンド〜』が4月に発売予定との事。
 公式サイトの説明によると『童子守家の三きょうだいと出会う以前の短編も収録した、笑いと涙のドタバタ人情劇、感動の完結編』との事。
 物語の雰囲気は好きなのですが、1巻、2巻はエピソードがちょっと散漫な感じだったので、3巻の完結編できちっとまとまっているかが気になるところかな。
 ともあれ、期待であります。
 ……
 ……
 ……ところで「七本腕のジェシカ」はまだかなぁ(笑)。
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2007年03月03日

『ぴよぴよキングダム』占い!

『ぴよぴよキングダム』占い!
 何でも占いになる昨今ですが、これにはちと驚き(笑)。
 てなわけで早速やってみました。

 ……
 ……
 ……ピックルでした。何故に?
 それよりもショックなのは、『ミハイル暁さんの辞書にない文字は「インテリジェンス」です。』って、どーよどーよ(泣)。

 今、ふと思い出した事が。
「惜しいかなジュージ、お前にはウィズダムが足りない!」
 てなことを、『宇宙英雄物語』の脳みそじじぃが十字に言っていましたな。
 経験値10%ボーナスがもらえないから、クレリックにはなりたくないなぁと思ってましたよ、当時。さすがBLACKPOINTだぜ!(笑)
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2006年12月28日

木村航「串刺しヘルパーさされさん2巻 呪われレボリューション」☆☆☆


木村航「串刺しヘルパーさされさん2巻 呪われレボリューション」
【ここぞという描写はさすがだけど、やっぱり1巻同様詰め込みすぎ】
 1巻だけで終わると、投げっぱなしジャーマンなので、2巻が出て良かった良かった。
 ただ1巻同様、話を詰め込みすぎなのが気になります。
 呪われチルドレン達の母親の幽霊、キサラとミチルの関係、ニョロと対になる祝福者など色々と騒動が巻き起こる上に、1巻ではほとんど触れられていなかったさされさんの過去と剣の存在についても意味深な描写がありと、ちょっと詰め込みすぎ。
 木村航らしいサービス精神ではあるけど、空回りしている感じがしますね。
 とはいえ、この物語の性質上、一冊につき一人が呪いから解放されていく、という展開はまずあり得ず、ある意味この流れは正しいとは思います。とはいえ、どうしても爽快感に欠けるのは否めないです。

 それでも個々の物語は面白く、ここぞという場面では切れ味の良い筆致で、物語を盛り上げてくれます。こういうところはさすが木村航。
 あと、「精気圧」の設定もなかなか味が出てきました。呪いと祝福の関係を高気圧と低気圧に結びつける設定は、なるほどと思いましたね。こういう小ネタの使い方が上手いのも木村航の特徴かと。小ネタでしかないのが、ちょっと勿体ないのですが。

 ともあれ、少し読みづらい巻であったのは確か。
 次巻では、もう少しスッキリとして、爽快感のある物語を期待。
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2006年07月22日

木村航「串刺しヘルパーさされさん 〜呪われチルドレン〜」【キャラは活き活きとしているけど、少し詰め込みすぎかな?】


木村航「串刺しヘルパーさされさん 〜呪われチルドレン〜」
 べらんめぇ江戸っ子で、文字通り串刺しになってる「さされさん」はインパクト十分。
 さされさんがヘルパーとして出向く先も、さされさんに負けず劣らず呪われていて、このドタバタっぷりでキャラが活き活きとしているのは読んでいて愉しいです。
 ただ1章がドタバタだったのに対して、そこからは劇を演じる話になって、少し肩すかし。終わりの方ではまたドタバタするだけに、その辺のギャップがよろしくないかと。
 何となく話のピントがずれている感じがしますね。その上、串刺しになった剣があまり生かし切れてないので、1巻はさされさんを中心に落ち着いて話を進めた方が良かったかなぁと。

 ただ木村航節というべきか、「呪い」という深刻なネタをさらりと書き流しているのはさすが。もちろん、放置しているわけではなく、きっちりと話に織り込んでいるので、いつでもそういう展開も大丈夫になっています。
 もっとも、人間と妖怪の共存を描いた「ぺとぺとさん」でも、そういった深刻なネタは、あまり突っ込まなかったですけどね。
 ともあれ、キャラはばんばん動いているので、やはり2巻に期待ですな。
 ういうい。
posted by ミハイル暁 at 10:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 木村航 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月12日

木村航の待望の新刊「串刺しヘルパー さされさん〜呪われチルドレン〜」絶賛刊行中!!

木村航の待望の新刊「串刺しヘルパー さされさん〜呪われチルドレン〜」絶賛刊行中!!

 7月1日に創刊されたHJ文庫の初期ラインナップとして、木村航の新刊「串刺しヘルパー さされさん」が刊行。
 他のラインナップを見る限り、ホビージャパンらしく無電源ゲームに関連がある作家陣であります。その中でも、この「さされさん」はタイトルからして異色だなぁ(笑)。

 ただ今読破中。
 本当は、ブラジル出張時の長い長いフライト中に読むはずだったんだけどねぇ。
 さてはてほほーん。
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2006年02月27日

木村航の待望の新刊「ジャンクル!」は3月30日発売!!

木村航の待望の新刊「ジャンクル!」は3月30日発売!!

 待ち望んでいた木村航の新刊は、「ぺとぺとさん」でも「ぴよキン」でもなく、新しい話ですね。続編も読みたいのは山々ですが、新しい話ももちろん期待ですよ。

 生き残った人類の大部分は、共生植物「パラプラ」を体に植えて暮らしている。大開花の影響でオスの出生率が激減したこの世界では、パラプラを利用しなければおとなになることさえできない。だがパラプラと共生する者は、いずれ「根下ろし」を迎え、植物と化して死んでいく運命をも背負っている。

 なかなかハードな設定です。
 それを木村航がどう料理するのか、なかなか楽しみです。「ぺとぺとさん」もあんなほんわかのんびりな雰囲気ですが、現実的に見えるとかなりハードな世界観ですからね。それを上手くオブラートに包んでいるのは木村航の手腕でしょうし。
 しかし頭の上に植物が生えてるというのはなかなか馬鹿っぽい図ですが、イラストを見るとすごく綺麗な感じですよね。このカズアキ氏のイラストは、懐かしいの弘司氏を思い出させる感じのイラストかなぁ。

 何故タイトルがジャン「グ」ル、ではなくて、「ジャンクル!」なのか。
 はてさて、楽しみに待ちますか。
posted by ミハイル暁 at 23:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 木村航 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月09日

木村航「ぺとぺとさんV」【ほのぼののんびりほんわかな、ぺとぺとさんワールドを堪能】


木村航「ぺとぺとさんV」
 今回のぺとぺとさんは、『マジキュー』誌にて連載されていた短編集。
 ほのぼののんびりほんわかな、ぺとぺとさんワールドを存分に堪能出来ます。いつもの小説やアニメの雰囲気が好きな人には、心地よく感じる事でしょうね。どのキャラもいい味出してます。
 反面、雑誌連載の短編だけあって一話一話が短く、本として大きなイベントはなく、小さなイベントにまつわる話ばかりになってしまっているのは、ちと残念な気も。これはこれで良いのですが、若干の物足りなさもありますね。

 最後の話の「ややこしなー」以後の展開が大いに気になるところです。ここで終わるのは勿体ないので、もう少しボリュームのある短編などで、話を続けていって欲しいところです。
 それにしても、今回はぬりちゃんの芸の細かさが目立ったなぁ(笑)。
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2005年11月28日

「ぺとぺとさん」の5冊目はクリスマスに発売!?

 「ぺとぺとさん V」のVはヴィクトリーのVだろうか?(笑)
 『マジキュー』誌にて好評連載された「ぺとぺとさん」の短編集です。
 あの雑誌は恥ずかしすぎて、手に取るだけでも赤面してしまうぐらいの凶器だっただけに、短編集として刊行されるのは、大いに有り難い話であります。
 いや、マジでマジで。

 それにしても何故に発売日が12月24日なんだろうか?
 ……謎だ(笑)。
 ともあれ、続報があり次第、また更新する予定であります。
 ういうい。
posted by ミハイル暁 at 23:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 木村航 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月11日

盛岡の書店にて

 この連休、東北旅行してきました。
 旅行中、ふと入った書店で目にした光景。
petopeto_bookstore.jpg
 こういう地元の人が応援する光景って、温かくていいなぁ。
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2005年10月01日

木村航「ぴよぴよキングダム 3巻 あかりの国のあかり」【凄くでたらめでびっくり箱みたいな物語で、いやぁ面白かった】


木村航「ぴよぴよキングダム 3巻 あかりの国のあかり」
 いや、面白かった。
 そしてごめんなさい。こないだ『あれ、「ぴよキン」ってファンタジー大冒険な小説だったっけ?(笑)』と書いたわけですが、私がわるうございました、お代官様。いや、マジでマジで。

 現実と空想と妄想と想像が入り乱れた、凄くでたらめでびっくり箱みたいな物語でした。
 展開が予想の斜め上を行くというか、予想も付かないので、途中からは深く考えずに、流れに身を任せる感じで、大いに愉しませてもらいました。
 突拍子もないです、はい。
 あかりの国の描写がとても愉しく、面白がって作ったんだろうなぁというのがよく分かります。
 その国でのあかりの反応も面白く、昔聞かされた空想の世界が眼前に広がっているのを見て、わくわくしているわけで、それは大いに納得(例えるなら、「指輪物語」を愛読してた人が、「ロード・オブ・ザ・リング」のホビット庄を見て、「うわぁ、本物だ……」と感嘆する感じ?)。
 奇しくも森山拓が「それってなんか、いい」と思ったのと、同じ感想を持ちました。
 でもって拓はいいヤツだなぁとも。

 描写は繰り返しが多用されているので、ややくどさを感じるかもしれないけど、凄い良かったです。
 特に、拓があかりを探し求めるシーン。「腹ぺこで裸の俺」のくだりは圧巻でした。

 ちと残念なのは、メインのキャラでは拓、あかり、お姫様以外の影が薄い事かな。
 キャプテン・ジュリアーノと星刺されのチープ(かっちょいい!!)に喰われてる感がします。ピックルと珠理リスはもう少し活躍すると思ったのですが。
 あと個人的には、ブラ麿に愛の手を。今のままだと単なる悪いヤツなので、何かもう一押し欲しいところ。せめて悪役ぐらいにはなって欲しいと思ったりなんかして。

 はてさて、これで終わってもいいような気もしますが、やはり続刊希望。
 続きを愉しみに待ってます、はい。
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2005年09月17日

木村航「ぴよぴよキングダム 3巻 あかりの国のあかり」は、9月22日発売!


 待望の「ぴよぴよキングダム 3巻」がようやく発売です。
 9月22日です……って、もうすぐだし!

 お待たせしました! ヒヨコ型宇宙人&少年少女の大暴走ラブストーリー、最新刊はますますハチャメチャ〜!?メルヘン猫とは? コッターとは? 星刺されのチープとは何者!? 予想もつかないファンタジー大冒険の開幕でございます!(著者:木村航)

 あれ、「ぴよキン」ってファンタジー大冒険な小説だったっけ?(笑)
 ともあれ2巻の終わり方が終わり方だっただけに、続きが気になるところ。
 発売日に即ゲットしないとなぁ。いやぁ、愉しみ愉しみ。

 ……って、ここんところ、こればっかりだ(笑)。
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2005年08月09日

木村航「かえってきた、ぺとぺとさん2 まっくらやみのピィ」【光と影の二人のぺと子の描写が秀逸。あと前巻以上に男性陣がいい味出てます】


木村航「かえってきた、ぺとぺとさん2 まっくらやみのピィ」

 前巻のラストがラストだっただけに、連続刊行でほっと一安心。
 ただ、始めの部分はやや拍子抜けかも。まあ、「ぺとぺとさん」らしいと言えばらしいのですが、もう少し剣呑としたものになるかと思ったもので。
 そのせいか序盤は少し性急な印象を受けましたが、中盤からはいつもの「ぺとぺとさん」らしい展開でした。
 中でも、特に光と影というべき、二人のぺと子の描写がとても良かったですな。同じ外見、違う内面の描写が秀逸で、どちらにも感情移入してしまうかと。
 その二人を取り巻くマガ高の面々の対応も、「ぺとぺとさん」らしくていいなぁと。

 あと前巻よりも脇役、特に男性陣に見せ場が多いのは嬉しい限り。
 多く描写されているわけではないのに、印象深い事この上なし。守口しかり、関谷しかり。
 でも個人的な一押しは、加藤だったかなぁと。あの何気ない台詞が、とてもとても良かったです。

 さてさて、まだまだ続きが書けそうな展開だけに、続刊を愉しみに待つ事に。


少し雑談
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2005年07月30日

木村航「かえってきた、ぺとぺとさん2 まっくらやみのピィ」発売

 待ちに待った、木村航「かえってきた、ぺとぺとさん2 まっくらやみのピィ」がようやく発売。本屋で見つけたと同時に素早く確保。
 一ヶ月しか待っていないものの、あのラストはさすがにインパクトが強すぎだったので、連続刊行はとても有り難いです。
 とか言いつつ、今は新城カズマ「サマー/タイム/トラベラー2」を読んでるところだったり(苦笑)。そして、これが読み終わる頃には、ブラオペの第一回リアが真っ盛りな時期という次第。
 やれやれ。

 ともあれ、自分のリアを読破したら、すぐに読み始めようっと。
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