ようやく読み終えたテイルの感想でも。
第一回M1 木村あきテラー『始まりの砂塵』
うーん、悪くないけど、良くもないなぁ。
端的に言うと『PCに何をさせたいのか、良く分からない』。
第一回M1テイルの内容を簡単に説明。
・魔族にさらわれた王家の美姫ティーエンリリの救出隊、『ホクモン』のお話
・前線部隊、水牛の角を持つマダラ、マガリヅノ率いる魔族の襲撃を受ける
・偵察部隊、魔族の拠点である洞窟発見。ヒト族の女性が捕らわれているらしい。
……うわ、本当にこれだけしか情報がない。
引きらしい引きがほとんどないというのは、どうしたことだろう。
初回はPCの顔見せ回とはいえ、顔見せだけに終始してしまって、シナリオの背骨とも言うべき肝心の、魔族にさらわれた王家の美姫ティーエンリリについて、ほとんど触れられずじまい。これなら別に、単なる魔族討伐シナリオでもいいのでは?と思えるぐらいです。
姫という分かり易い餌でプレイヤーを釣っておきながら、その餌をどこかに隠してしまうやり口は、あんまり上手いやり方とは思えないなぁ。
その代わり、ヒト族がマダラ(魔族との混血種族でヒト族に奴隷の如くこき使われている)に対する差別意識について丹念に書いていて、そっちがメインかと思えるぐらい。
うーん、なんかぶれてるなぁ。
他のテイルも参考にして、このまま留まるか検討だなぁ。
もうちょっと続く(笑)。
初回なので、色々と書いてみようかと思った次第。
物語としては、上に書いた通りなのですが、こなれてないのか、テイルの文章が時々変。読んでるとおや?と思う事がしばしばあります。
気になったのを幾つか挙げてみましょう。
ジャラルの手には、まだ血が滴る竜魔剣が握られていた。彼が言いふらす事はないが、その剣の名は『鬼包丁』という名がつけられており、その大きな刃から想像出来るほどの威力が篭められていた。
ジャラル氏の初登場シーン。『鬼包丁』というセンスが素晴らしい。
それはさておき、「想像出来るほどの威力」ってそれは誉めてないよ! 普通は見た目と違って「想像出来ないほどの威力」というところなんだろうけど、大きな刃だから、見た目通りということを言いたいのでしょうが……
青年も強い力を持っているのだろうが、如何せんテンカ達の数の方が多かった。
単純に「テンカ達の方が多かった」で良くない? そもそも一人対複数なのは描写されているから、一言「多勢に無勢」と書いてしまうか、いっそ書かないのもありかな。
隊員達も回避できた緊張感に肩を撫で下ろした。
緊張感は回避するものではないと思います(苦笑)。
気付いたときにはマガリヅノの男の周りには、十数に至る数の魔族が聳えていた。
「十数に至る数」って何か変に聞こえる。あと「聳えていた」って言うのもなんか変。単純に読めないというのもありますが。
「ここから北西の場所に、魔族の拠点を発見致しました。ただの洞窟の様にも見えますが、そこに美女なる人物が幽閉されているという情報です」
「確かな情報なのか?」
「はっ、地形は岩山に囲まれていますが、我が部隊の者に空より確認させました所、ヒト族の存在を確認致しましたので、可能性は高いかと」
答えになってねぇぇぇぇぇ!
私がこの偉そうな上司なら、「もう一度行って、きちんと調べてこい、この馬鹿」と言いますね(笑)。
そもそも、この「美女なる人物」--ってこの言い方もどーよどーよ(笑)--という情報はどこから出てきたんだろうか? その辺の事ちっとも書いてないので、罠かと思えるぐらい怪しい事この上ないです。でも上司もさらっと流してるし、気にならないんだろうな、きっと、たぶん。
その人物が頭の仮面を外すと、そこには辛苦の瞳と琥珀色の瞳を綺麗に設置された美しい美女の姿があった。(原文ママ)
彼女はリエン族という創られた戦闘妖精らしいですが、それでも設置されたはないよなぁ。あと、綺麗に、美しい、美女、と幾ら何でも被りすぎ。
ざっとこんな感じです。
うーん、こういうのって、一度でも読み直せば、気になって直しそうなものですが、読み返したりしないんだろうか? そうだとすれば何だかねぇ。
あとこのテラー、難しい漢字が好きなのか、よく見かける。
これが二つの意味で『読めない』。
単に難しいから読めないというのと、PASの印刷って薄い上に字も小さいので、画数の多い漢字だと細かすぎて読めない。後者はテラーは気付きづらいとは思うけど、一度でも印刷されたテイルを読めば、一発なんだけどなぁ。
どんな漢字を使っているかというと。
「長髪を靡かせて」「間を掻い潜って」「場を和ませるには聊か不十分だった」「独立不羈な人柄」「弓矢と鏃」
正直「独立不羈(どくりつふき)」は読めませんでした。でもまあ、別に難しい漢字を使う必要なんかこれっぽっちもなくて、ひらがなでいいと思うんですけどねぇ。
とまあ、色々書いてみましたが、自分でもちょいツッコミ過ぎかなぁと思ったりも。まあ、ボケがあったら突っ込みたくなる関西人気質というヤツだと思って下さると有り難いです。もっぱら私が。
一度でも読み直せば、文章は良くなると思いますしね。
でも、かの伝説の、ロマ伝C1より全然マシですよ、ええ!
(ミハイル暁さんは、全然誉めてない事に気付いてない様子)
ラベル:金色のアルカナロード PAS

何だか読みにくい、と思っていたので、文章について、とても参考になりました。
うちのPCは丁寧語のはずが女性言葉で話してて、礼儀正しい性格としたのに少々慇懃無礼に描写されておりました(泣)
やはりテラーがこなれてないのやもしれませんね。
それでは失礼します。
初めまして、にゃふこさん。書き込み有り難うございました。
やはり読みにくいと思われましたか。私だけではないと知り、少しほっとしました。
私のPC、ナンパしていたカルロ・ゼンですが(笑)、描写に関してはまあこんなものかな、というぐらいで、別段おかしい点はなかったですね。
でも描写が明らかにおかしいのであれば、アクションの余ったスペースや私信などできちっと伝えた方が良いですね。気付いていないだけかも知れませんし。
・・・うーん、やっぱりこなれてないのかなぁ。。。
さっそく次回アクトかける時に、テラーに伝えてみます。
それで訂正がなければ、リード移動も考慮に入れます。
ちなみに私のPCはアリアディーネ・エルトリウスと言う名前です。
美人と強調されていまして(確かに美人の設定にしましたが・・・)、木村テラーってそういう描写に力を入れる方なのかもしれません。
あるいは、しつこいようですがこなれてないのか。
それでは失礼しました。
「展開はアクション次第。主役はPCの君達。まずは好きにやってみて。」
ということなら感激なのですが…
「てかぶっちゃけアクションいらないから。だってPCってNPC紙芝居のギャラリーのことでしょ?」
ってのもフツーにありそうで嫌ですね;;
>ツッコミ
ロマ伝C1のツッコミコーナー、実はかなり好きでしたw
ミハイルさんご自身はじめ当事者の皆さんにとっては笑ってる場合じゃないのかもしれないと思いつつ楽しく読ませて頂いてました。
PASも関西の企業であるからには、鋭いツッコミを余裕で受け入れて下さることを期待してやみません。
そうですね、不満点があれば、きちんとテラーに伝えた方が良いと思います。
違和感をもったまま、ゲームに参加しても面白くないですからねぇ。
知人に聞いてみましたが、木村あきテラーの名前は初めて聞いたとの事。やっぱり新人テラーかな?
▼OZMAさん
例え展開がアクション次第だとしても、引きがないとアクションのかけようがないんですよね。バトルなPCは眼前に敵がいるのでいいのですが、他のPCはどうするんだろう? その点に関してはちょっと興味深いです。
そうそう、ロマ伝C1、私は当事者じゃないですよ(笑)。
C1にいたのは確か第三回までで、早々に移動しました。あとは知人がC1に残留していたので、毎回コピーをもらっていたという次第。
我ながらヒドイ話だ(笑)。
>あとは(中楽)毎回コピーをもらっていたという次第。
なんとヒドイ話(笑)。
でも、「かの伝説の」って、そんなにひどかったかなぁ……と思ってリンク先見たらツッコミの多さに吹いた(笑)。思い出させてくれてありがとうございますこんちくしょう。
まあ、これも「喉元過ぎれば熱さ忘れる」ってヤツですかね?
おや、海老さんだ。あの当時はお世話になりました(笑)。
私も久しぶりに見たら、こんなに突っ込んでたのかと驚きましたよ。
とはいえ、第9回テイルぐらいになると、すでにネタを探すのが目的になってたから、通常よりも気合い入れてテイルを読み込んだ結果でしょうなぁ。
やっぱり、我ながらヒドイ話だ(苦笑)。