2005年09月17日

映画『チャーリーとチョコレート工場』

「チャーリーとチョコレート工場」
原題「CHARLIE AND THE CHOCOLATE FACTORY」/2005年アメリカ/115分

【監督】ティム・バートン
【脚本】ジョン・オーガスト
【製作】リチャード・D・ザナック/ブラッド・グレイ
【音楽】ダニー・エルフマン
【原作】ロアルド・ダ−ル「チョコレート工場の秘密」
【出演】ジョニー・デップ/フレディー・ハイモア/デイビッド・ケリー/ヘレナ・ボナム・カーター/クリストファー・リー

【あらすじ】
 貧しくも幸福に暮らす、チャーリー少年一家。彼らのあばら家のそばに、世界で最も有名で謎めいている、ウォンカのチョコレート工場があった。ある日、15年間極秘とされていた工場の内部が公開されるというニュースが世界を駆け巡る。ウォンカ製のチョコに入った幸運のゴールデン・チケットを偶然手に入れたチャーリーは、伝説の工場主ウォンカ氏の案内で工場に足を踏み入れる。果たして、彼の目論見とは? そして彼の秘密とは?

【感想】
 ティム・バートン監督とジョニー・デップの4度目のタッグ!
 これだけで観る価値あります。
 ……でもまあ、このタッグの前作「スリーピィホロウ」は凡作だと思うんだけどなぁ。。。

 元が児童文学なので、バートンらしい毒は薄目かな?
 それでもやはりバートンらしさは健在で、チョコレート工場の奇抜さ、ウンパルンパというキャラの見せ方、銀河鉄道999の三次元エレベーターを彷彿とさせるエレベーターなど、空想世界を見事に表現してみせてます(ある意味、正しい金のかけ方とも言えるかと)。この辺を見るにつけ、バートンだなぁと思ってしまいますね。
 あとチャーリー以外の、大人と人生を舐めきった悪ガキどもが、悲惨な結末を迎えるのは、児童文学らしい毒だなぁと。どれもこれもろくでもない末路だと思うのだけど、「いい気味だ」と爽快感すら感じるのは、見せ方の上手さのおかげだろうなぁと感心しました。

 片や主演のデップは、「ネバーランド」の時も思ったのだけど、ウィリー・ウォンカのような地に足が着いてないキャラ、それこそ「頭の中がネバーランド」なキャラを演じると抜群に上手いです(この辺、浮世離れしている、というのとはまた違うのが、デップらしいのかも)。
 トリッキーで、繊細で、寂しがり屋。
 例えばチャーリーに拒絶された時のデップの演技の見事なこと。
 そういう二面性を使い分けることが出来るのが、魅力の一つでしょうな……とか書きながら、駄目映画において、ノリだけの駄目な役を披露した「レジェンド・オブ・メキシコ」でのCIA捜査官役を思い出してしまいました(笑)。

 でも今回の主役は、ウンパルンパだけどな!
 悪ガキがお仕置きされる度に歌う様がステキすぎ。後半になるとそのパターンが分かるので、いつウンパルンパ達が歌い踊りだすのか、わくわくしながら待ってました。
 こういう悪趣味なノリはいいなぁ。あと「2001年宇宙の旅」のパロディも(笑)。


【総括】75点
 面白かったです。
 いや、傑作ではないと思うし、絶対もう一度観たい映画とまで行かないですが、良作だと思います。

 児童文学らしい、突拍子のない展開をわくわくしながら観てました。
 映画としても、劇中のチョコレート工場と同じで、びっくり箱の印象ですね。
 観て損はないです、はい。

 ところで、このチョコレート工場。「ネバーランド」をやっぱり意識してしまうなぁ。
 もちろんマイケル・ジャクソンの(笑)。
 ……だって……ねぇ?
 てなことを知り合いの女性に話したら、ジョニーと比べるなんて!と怒られました。
 とほほ。。。_| ̄|○;;
posted by ミハイル暁 at 23:47| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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「チャーリーとチョコレート工場」
Excerpt: 「チャーリーとチョコレート工場」 主演ジョニー・デップ、監督ティム・バートンのファンタジー? 家族愛をテーマにしているが、 かなりひねくれものの、ヘンテコな作品。 作品は素晴しい、私の好き..
Weblog: わたしの見た(モノ)
Tracked: 2005-10-22 10:14