私の考えは、『郵政民営化法案否決:残念/衆議院解散総選挙:大賛成』である。
そして、小泉首相はこの賭けにおそらく勝つだろう、という予想している。
いつだって人は、不屈の闘志、鉄の意志を持つリーダーを好むからである。裏切りにあい、傷つきながらも前に進もうとするリーダーを好むからである。国民に審判を問い、その返答がNOであった場合は、退陣すると言い切った、不退転の意志の持ち主を好むからである。
対する小泉首相を取り巻く敵はと言えば、政治家としての覇気もなく、また政治家としての毒気もない、私怨をまき散らしながら、郵政民営化に反対を連呼しただけで、明確な代替案も出せなかった連中ばかりである。
民主党は、反対した以外何もしなかったのに、いや、出来なかっただけでなく、郵政民営化に代わる「改革」も提示していないというのに、政権が取れると本当に思っているのだろうか? もしそうであるならば、おめでたい連中であるという他ない。
私は、解散総選挙は大賛成である。
「他に重要な懸案事項があるというのに、郵政民営化だけにこだわりすぎだ」
もちろん、その通り。
年金問題しかり、北朝鮮問題しかり。他にも問題は山積みである。
しかし小泉首相が掲げる改革の最重要項目である「郵政民営化」が否定されたのに、他の改革や大小様々な問題解決が上手くいくとは到底思えない。政治的求心力が低下した状態、言わば足下がぐらついた状態で何がなせるというのだろうか。
「政治的空白が出来るので、今やるべきではない?」
だったらいつなら問題ないのだろうか? 政治的空白に適切な時期などないと思う。
現在、問題は山積みではあるが、いつだって問題は山積みなのである。こういう時の保留とは、すなわち思考停止になりかねない。先延ばしにしてきたツケが、今の日本という国ではないだろうか。
「参議院で郵政民営化を否決されたからといって、衆議院を解散させるのはお門違いだ」
江戸の敵を長崎で討つ? 私はそうは思わない。
今回の否決は、衆議院と参議院という国会(車)の両輪の一つが、上に乗ってる小泉首相(運転手)を振り落とそうとしているのである。そうなると、もう片方の車輪も動揺し、国会(車)の安定を保つために、小泉首相を放り出しかねない。ある意味、内閣不信任案決議が可決されたようなものである。
伝家の宝刀は抜かなければ、意味がない。だから抜いたまでの事である。
そして抜いた理由は明確である。
「国民の審判を仰ぐ」
ここ最近、建前でしか使われていなかった理由でもって、抜いたのである。
私は、小泉首相を高く評価をしていない。嫌いではないが、信奉者ではありえない。
それでも、今回は小泉首相がおそらく勝つだろうと、思っている。
少し気になるのは、造反議員潰しの対立候補擁立などが、どの程度影響を受けるか、だろうか。
但し、やり口が卑怯だとか、汚いとか、そんな事は言わせておけばいい。裏切り者を処罰するのに、綺麗も汚いもないものである。それに見せしめというのは、分かり易い事が第一なのだから。
この総選挙の結果で私が一番心配しているのは、公明党がキャスティングボードを握る傾向がさらに強まることである。
これは本当に勘弁して欲しいのだが、おそらくそうなるだろう。
厄介な話である。
今回、覚え書きという事で、いつもと調子を変えて、思ったことを書いてみた。
……
……
……疲れるなぁ、この調子。。。_| ̄|○;;
ともあれ、総選挙までの一ヶ月、なかなか楽しみである。

「小泉を引きずり降ろす最後のチャンスだから」
ちなみに、私は奴はペテン師だと思っている。
今回の『不退転の決意』も奴の仕掛けたペテンなのだよ。
でもなぁ、日本の国民って騙されやすい、いや騙されたがっているからなぁ。
「小泉は評価しないが他に人がいないから」っていうのは逃避だよ。
なら自民党を応援すれば良い。
ちなみにマスコミは勝手に法案とか指針とか勝手に省略とか恣意的な要約しちゃうことが多いんで、郵政民営化法案とか税調の答申もオリジナルに目を通しましたともさ(インターネットばんざい)。
それくらいもしないで、人のいうことを鵜呑みにして是非を判断するほど騙されたがり屋でもありませんし。特に税制に関してはマスコミに踊らされる人の多いこと……。