2018年05月04日

『3月のライオン 前編』(TOHOなんば★★★1/2)

 原作の再現度が素晴らしい。物語も駆け足ながらもか、きちんと構成出来ている。原作を知らなくても全然問題なし。ただ少し冗長なのと、カタルシス少なめなのが難点。盛り上げどころを2つ用意したのは、ちょっと強引だったように思える。あれ、まだ続くの?と思ってしまった。
 役者陣がすごく熱演していて、桐山零そのままな神木隆之介、渋すぎる島田さん役の佐々木蔵之介、強面な後藤さん役の伊藤英明はかなり良かった。有村架純はミスキャストっぽくも思えるけど、これはこれで悪女とも言えない雰囲気を出していたかな。それと少しエロい(笑)。
 あと目が離せないのが、川本家の再現度。あの食卓、あの団欒、まさしく羽海野チカな雰囲気。猫もいい味出してたし、食事が飯テロですごく美味しそうだった。あれこそ昭和の家庭。
posted by ミハイル暁 at 23:01| Comment(0) | 映画の一言感想 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。