2016年09月04日

『カルテル・ランド』(シネ・リーブル梅田★★★)

 「地獄への道は善意で舗装されている」というのがしっくり来るドキュメンタリー映画。
 メキシコ麻薬戦争で、麻薬組織に対抗するため、自警団を結成する。それは善意であり、使命感だ。でも、そこから行き着く先は、また違う地獄でしかなかったというのは、何という皮肉。
 町を守るための自警団が、変容し、腐敗し、暴走し、そして麻薬組織に取り込まれて、結局は、同じものになってしまう。組織が大きくなればなるほど直面する当たり前の問題であっても、善だと信じて、生まれ出たものもそうなってしまうのか、というのは何ともキツい現実だ。
タグ:映画
posted by ミハイル暁 at 09:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画の一言感想 | 更新情報をチェックする
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