2011年04月24日

まどか☆マギカ完結編感想(大いにネタバレ)

 4/21の深夜の放送した『魔法少女まどか☆マギカ』の完結編、深夜にもかかわらず見ました。仮眠程度しか取れなかったので、次の日の仕事がそりゃもうえらかったですが。
 一緒に見た相方も、さすがに眠そうでした。
 放送中、湊さんは寝てくれてたので有り難かったです。
 両親に優しい子ですなー。

 そんなわけで、ここから先は完結編のネタバレなので、まだ見てない人はスルーの方向で。
 ちなみに、これが当日の読売新聞に広告一面。
 えらい気合いの入れようでしたな。
DSC01217.JPG






 個人的には満足のいく完結編でした。
 ぐだぐだの終わり方や、劇場版にて完結!とかもあるかと思っていただけに、予想以上にきれいな終わり方だったかなぁと。
 もう少しウルトラCなエンドが欲しかったところですが、そこは無い物ねだりというヤツで、これはこれで納得いきました。何より演出が良かったかと。

 ここからは、ちと考察。
 9話時点では、「これ、バッドエンドで終わるんじゃないかな?」と思ってました。
 というのも理由は簡単、どーみてもこの周回は詰んでたから。
 ここからハッピーエンドに持っていくと、かなりご都合主義的に見えてしまう。何故ならゲーム的にいうと、どこでフラグが立ってハッピーエンドになったのかが見えない。なのでシナリオを考えると、一度バッドエンドで放映を終わらせて、ハッピーエンドは劇場版で!とかかなぁと思ってた。
 でもって10話の、ほむほむ回想回。
 ここでその不安はほぼ解消。視聴者もほむほむが体験したバッドエンドを知る事が出来たので、もしこの周回がハッピーエンドになったとしても、前回との差異が分かっているので、納得出来るようになったのが大きい。
 「あぁ、ここでこの選択肢を選んだから前回はしくじったんだな」ってヤツです。

 前回までの周回と大きく違う点は3つ。
 1つ。11話冒頭でQBさんが語ったように、ループによりまどかのキャパシティが神クラスになっていた事。
 10話を見る限り、まどかの能力はQBが言うほどでなかった事には気付いていたので、これはほぼ予想通り。因果律がどうこうという理由はさておき、この周回でのまどかの潜在能力は前回までのループの影響だと思っていたので、これがこの周回の大きなキーになることは当然。
 2つ。まどか本人が、魔法少女システムについて精通している事。
 そりゃもうイヤというほど、身に染みてるわけで。
 その上、11話では過去の魔法少女の末路を見せつけてくれて、魔法少女システムのひどさをしっかり分かった上で、行動するのだから、その点は大きい。
 3つ。ほむほむのストーカー、もとい愛をしっかりとまどかが受け取った事。
 行動原理の分からなかったほむほむのことを、まどかのために延々と無理ゲーを繰り返していた事を知った上で、行動することになる。

 これらによって、12話の願いへと繋がったという感じかな。
 神クラスの潜在能力がなければ、あの願いは成し遂げられなかったけど、そもそも魔法少女システムの理不尽さを知っていなければ思いもつかなかっただろうし、周回を繰り返してきたほむほむのことを知らなければ、魔法少女になる覚悟も出来なかったはず。
 ほむほむにとっての元々のハッピーエンドは、まどかが魔法少女になることなく、ワルプルギスの夜を通り過ぎ、その後も無事に過ごす事だったわけだけど、その無茶なクリア条件は強引に代えてしまえば、良かったわけで。

 もちろん、まどかが自己犠牲となり、いつでもどこにでもいる存在、言い換えればいつでもどこにもいない存在、になったことは、ハッピーエンドとは言い難いとも言える。
「人はいつ死ぬと思う…? 心臓を銃で撃ち抜かれた時……違う。猛毒のキノコスープを飲んだ時……違う!!! …人に忘れられた時さ…!!!」
 このヒルルクの言葉からすると、まどかのことを大切に思っていた人達も、そもそもまどかのことを忘れてしまったわけで、死んだというよりもっとヒドイ結末とも言えるわけです。
 ただ、ほむほむ視点で言えば、元々のほむほむの目的からはかけ離れたものの、ほむほむの想いが通じたという点においては、全くもってほむほむの苦労は報われたわけで、これはこれで良かったなぁと。
 戦う理由の変化や、ラストの囁きなど、それはそれでほむほむはえらいモノを背負わされたなぁと思わないでもないですが、それは絶望に至る病ではなく、希望に繋がるものだと知っているだけに、ほむほむにとっても意味がある生になったのではないかと。
 「奇跡も、魔法も、あるんだよ」と知ったほむほむにとっては、「もう何も恐くない」のではないかなぁと。

 そんなこんなでだらだら書きましたが、良い完結編だったかと。
 個人的には綺麗にまとまったので、満足であります。

 第一話から見てましたがここまで化けるとは思ってなかったし、色々と考察とかも出来て、毎週大いに愉しませてもらいました。
 でも一番大きいのは、QBさんのステキっぷりだろうなぁ。
 だからエピローグで何だか丸くなったQBさんはちょっと残念です。いや、本質は全然変わってないから、油断も隙もありゃしないんですけどね。
 ほんま、QBさんはマジ鬼畜やったわー。
posted by ミハイル暁 at 11:10| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビ | 更新情報をチェックする
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