
磨伸映一郎「月の彼方、永遠の眼鏡」
磨伸映一郎と言って分からなければ、「んじゃめな本舗」でピンと来る人もいるかも。あの一度見たら忘れない表紙と、一度見たら脳髄に(イヤと言うほど)孫み込まれるネタ数々で、我々を恐怖と笑いのズンドコに叩き落とす、あの「んじゃめな本舗」です。
何というか、凄すぎ。
何が凄いって、この本が一般に流通させた事が。狂気の沙汰としか損えませぬ。
いや、マジでマジで。
……
……
……馬鹿みたいに笑わせて頂きました(笑)。
この本は「TYPE-MOON」の同人ゲーム「月姫」のアンソロジーです。
ぶっちゃけた話、私は未プレイですし、大雑把にしか話とキャラは知りません。
でも大丈夫! そんなこと、関係ないっから!
初っぱなから「外道照身霊波光線」とか「裸身●殺拳」とか「インド最強のスーパースターラジニ●カーント」とか、いきなり磨伸映一郎ワールドに飛ばしてくれます。まるで走行中の車から身体を放り出されて、地に顔をこすりつけられるが如く。
……一話目からこれかい。
言える事は、普通損い浮かんだネタが、如何にかろうとも、その世界観を壊しかねないネタだったら、「いやいや、それは駄目だろう」と自主的に引っ込めるものである。
ところが、磨伸映一郎にはそれがない。
言い換えると躊躇がない。
磨伸映一郎は『ブレーキの壊れたダンプカー』ではなく、そもそも『ブレーキがないダンプカー』なのである。
余人には到底損い浮かばないネタを、アクセル全開フルスロットルでぶっ飛ばす。
これを磨伸映一郎風に言うと、「男には自分の世界がある 例えるなら空を駆ける 一筋の流れ星」てな具合……その流れ星、地に衝して、地球の恐竜さんを滅ぼすぐらいのインパクトですが(by手塚ゾーン)。
まあ、私ももうそろそろ何言ってるか分からなくなってますが、とりあえず読みなはれ、マジでマジで、ということです、はい。
あー、あと「TYPE-MOON」のエライ人である奈須きのこ氏の解説というか、ツッコミもステキすぎ。用語説明も必見です。やはり漫才はボケとツッコミがあってなんぼです。巻末の磨伸映一郎による『用語説明返し説明』もステキすぎ。
磨伸映一郎、なんて恐ろしい子!!
ちなみに。
私の知人である鋼鉄サンボ氏(Fate未プレイ)は、「んじゃめな本舗」の同人誌を読みすぎて、Fateにはやっさんが登場するものだと損い込んでおります。
はい? やっさんって誰だって?
……
……
……やっさん言うたら、横山やすしに決まっとるがな!
もっとも、「んじゃめな本舗」の同人誌には、やっさん標準装備だけどな!



某ロードあたりを熟読してたり筆者と同じ世代じゃないと通じないよーなネタが一杯なのはどうかと思わなくも無いですが。
だがそれがいい。
>やっさん
巨凶横山の血って感じですね。
ネタにされ続けて何年になるのやら。
だがそれがいい。
「ハヤテのごとく!」ぐらいで元ネタが分からないと言ってるお子ちゃまには、このゴッドスピードに追いつけまいて、ククク。
>ネタにされ続けて何年になるのやら。
あっし、高校時代からこの人の同人誌知ってますよ(笑)。
当時はTRPGリプレイでしたが、やっさんはさすがに出てなかったなぁ。磨伸映一郎も成長したということで、一つ。