2018年04月14日

『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』(TOHOなんば★★★★)

 今の時代にこそ撮るべきとスピルバーグ監督がメッセージ性を込めた政治ドラマ。「報道の自由は、報道によって守られる」ということがどれほど大切なことなのかを、ぎゅっと凝縮していて、それでいてドラマとしても面白い。さすがスピルバーグな一作。
 反骨精神旺盛なトム・ハンクスもいいが、死んだ夫の後を継いで新聞社のトップになったメリル・ストリープが何ともいい。2人が権力者について語り合うシーンが何とも重い。
 「新聞は、権力者のためではなく、国民のためにある」今こそ胸に刻むべき言葉だ。
 でも一番好きなのは、トム・ハンクスの自宅に集まって最高機密文書をパズルよろしく確認してるシーンで、トム・ハンクスの娘が記者達にレモネードを売りつけてるところ。しかも売れると分かって、しっかり値上げをしてるし。スピルバーグらしい描写だなぁ。
ラベル:映画
posted by ミハイル暁 at 15:22| Comment(0) | 映画の一言感想 | 更新情報をチェックする

『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』(シネ・リーブル梅田★★★)

 ヒーロー誕生の物語を、現代イタリアで、しかもアニメを題材にするとこうなるのかと、少し愉しかった。
 物語としては少し安易だし、直球すぎるところはあるけど、やはりヒーローが如何にしてヒーローになるのか、という熱量は感じられて良かった。
ラベル:映画
posted by ミハイル暁 at 15:20| Comment(0) | 映画の一言感想 | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。