2016年12月23日

『死霊館』(DVD鑑賞★★★)

 古き良きホラー映画という趣きで、いきなり現れて驚かすのではなく、じわじわくるぞくるぞと驚かしてくれるのが嬉しい限り。その上で、今風らしく手を変え品を変え、テンポ良く進める脚本もいい感じ。
 きちんとホラー映画のお約束を見せてくれる佳作。
ラベル:映画
posted by ミハイル暁 at 17:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画の一言感想 | 更新情報をチェックする

2016年12月18日

『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z 「ボルケニオンと機巧のマギアナ」』(TOHO泉北★★1/2)

 物語は悪くないし、バトルも少ないながらも見応えはある。でもテンポが悪くて、ラストへの流れもいまいち。致命的なのは、狙われてるのに緊張感がないこと。なので襲撃されても、そりゃそうだ、としか言えない。
 人間に捨てられたり、裏切られたポケモン達の隠れ里、という重い設定があるんだけど、それが上手く活かせてない。結局、人間を信じられるようになった、というのは分かるけど、どうにも説得力に欠ける気がする。
ラベル:映画
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2016年12月17日

『ファインディング・ドリー』(TOHO泉北★★★)

 前作と同じ話の作りでありながら、手を変え品を変えハラハラドキドキさせる展開はさすがというしかない。
 ただ幾らなんでも万能すぎじゃない、というのと、ドリーの思い出し方がちょっとご都合主義に見えるのが難点。
 個人的には、ドリーはあまり好きになれないキャラなんだけど、周囲がどう思っているのかをきちんと演出しているのは上手い。そういう視点なら確かに納得だ。
 あと吹替で見たので、「大切なことはすべて八代亜紀が教えてくれた」という映画でした。いやマジで。
ラベル:映画
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2016年12月16日

『ブレア・ウィッチ』(TOHOなんば★★1/2)

 前作で行方不明になった姉を探すため、弟と友達が森に入る、という正当な続編。ずっと手持ちカメラを持ってる不自然さを、耳掛けカメラで解消したり、今風にドローンで空撮したりと、新しい要素はある。でも内容は前作とほぼ同じで、続編というより焼き直しにしか見えないのが難点。
 怖くみせる演出はあるものの、結局お化け屋敷の驚きでしかないのは変わらずで、真っ暗な森の中を、不気味な音や周囲からの悲鳴で、恐慌に陥る登場人物たちに、共感して怖がるかどうか。とはいえ、この世ならざる化物を登場させて襲わせたりすると、それはそれでブレア・ウィッチらしくなくなるわけで、その辺のさじ加減が難しいのは確か。
 でもネタがバレてるだけに、逃げ惑い、ビビりまくる様子を微笑ましく感じてしまうようでは、やはり失敗かと。
ラベル:映画
posted by ミハイル暁 at 07:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画の一言感想 | 更新情報をチェックする

2016年12月15日

『クリーピー 偽りの隣人』(なんばパークスシネマ★★★1/2)

 さすが黒沢清、厭な気分にさせる、後味が悪い映画を撮ってくれる(褒め言葉)。
 とにかく隣人の香川照之が怖い。というか気持ち悪い。怪しすぎるし、不気味だ。
 それに合わせたように、怖い場面でもないのに、怖さを感じさせる演出が上手い。
 ただちょっと冗長。香川照之が怪しすぎるので、「志村後ろ後ろ!」と終始言いたくなる。テンポは悪くないけど勿体無い。あと刑事達も間抜けで、展開もちょっと都合よく進み過ぎる。
 ツッコミどころは多いけど、そこを気にしなければ、かなり面白い。そして怖い。
ラベル:映画
posted by ミハイル暁 at 23:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画の一言感想 | 更新情報をチェックする

2016年12月13日

『仮面ライダー平成ジェネレーションズ』(TOHO泉北★★1/2)

 いや、面白かった。ツッコミどころが多くて、色々と笑わせてもらった(褒め言葉)。
 敵がパックマンの理由が「なるほど納得、というか強引すぎだろ!」と思ったけど、物語も全体的にそんな感じで、その潔さが逆に清々しい。
 今までの映画での繋がりから仮面ライダー達は知り合い同士、というのを上手く物語に活かしてる点は評価出来るけど、そんなことは、鎧武の唐突過ぎる登場&ドライブの無茶苦茶な復活劇で、吹っ飛んでしまった。
 映画恒例の、ゴースト&エグゼイドの新フォームも、やりたい放題。特にあのアイコン、どう考えても協力して助けてくれるとは思えなさがステキだった。
 このぐらい突き抜けてくれると問題なし。いいぞ、もっとやれ。
ラベル:映画
posted by ミハイル暁 at 23:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画の一言感想 | 更新情報をチェックする

2016年12月11日

『貞子vs伽椰子』(TOHOなんば★★★1/2)

 タイトル通りのお祭り映画なんだけど、大いに愉しめた。白石監督らしい展開で「バケモノにはバケモノをぶつけるんだよ」という台詞には、無茶苦茶だし、破天荒過ぎて笑ってしまうけど、発想が面白いので全然問題なし。
 いいぞ、もっとやれ!
 ただホラー映画としてもきちんとしてて、もっと適当に戦わせるんじゃないかと思ってただけに、正直意外。呪いのビデオパートは、きちんと原作踏まえてるし、怖くはなかったけど、怖がらせようとしていたのも好印象。
 見せ場はもちろん両巨頭の対決で、ワクワクしながら観てたけど、すごく愉しかったし、クスクスと笑えた。でも贅沢を言えば、対決シーンはもう少し長く観たかった。
 でも呪い勝負じゃなくて、どっちも物理攻撃だよ。いいかの、おい(いいのだ)。

 そしてオチ。
 ここまでやってくれるとは。笑いが止まらない。いやー、馬鹿っぽくて良かったです。
ラベル:映画
posted by ミハイル暁 at 21:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画の一言感想 | 更新情報をチェックする

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