2015年11月29日

『ハーモニー』(TOHOなんば★★1/2)

 原作未読。予備知識無しで観たけど、特に問題ない感じ。ただ会話劇とモノローグを多用しているので、映画としてはちょっといただけない。構成も事件が起きるまではちょっと退屈。ただ、それ以降はテンポよく進むので悪く無い。
 物語自体は、病気がなくなった近未来を、ある意味ディストピアとして描写していて、そこで閉塞感を感じる少女達に共感できるかどうか、というところ。若い頃にありがちな厨二病な感性だなぁ、と一刀両断してしまえるので、そうすると身も蓋もない気もする。
 あとラストの展開は、理解は出来るけど、多少納得出来ないかな。黒沢清「CURE」?

 ちなみに観てる間、既視感があったのだけど、ようやく分かった。
 『劇場版パトレイバー2』に似てるんだ。
 会話劇とモノローグ、カリスマの存在、閉塞した時代の打破、そういう状態に追い込むことこそが目的、など。
タグ:映画
posted by ミハイル暁 at 23:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画の一言感想 | 更新情報をチェックする