2015年11月18日

『岸辺の旅』(なんばパークスシネマ★★★★)

 死んだはずの夫が戻ってきて、夫婦で旅をする物語。
 というあらすじとは全く印象が違う映画。片方は死者なのに、そう感じさせない、何とも不思議な雰囲気がある。でも時折ホラー風になるのは、黒沢清らしいというべきか。
 死者であることを感じさせない淡々とした佇まいの浅野忠信と、それを何事も無く受け入れる深津絵里、この夫婦の、冷めたようでいて、夫婦愛を感じさせる演出が何とも良い。
 物語は淡々とし過ぎてるとは思うけど、幕引きも良かった。

 ちなみに、この映画で一番怖いのは、蒼井優であることは間違い。
タグ:映画
posted by ミハイル暁 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画の一言感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする