2015年09月25日

『進撃の巨人 エンド オブ ザ ワールド』(TOHOなんば★★)

 いやー、出来が酷すぎて、逆に面白かった。もちろん誉めてない。
 世界観に合わない真っ白な部屋の片隅にジュークボックス、そこでワイン片手に、世界の秘密を語り始める男、と厨二病全開な展開は、失笑モノだったけど、こういうお話なんだと納得した以降は、とても愉しく観れた。
 とはいえ他人には絶対オススメしない。原作ファンなら怒りだして当然なレベル。

 悪いところを挙げればキリがないけど、特に酷いのは、説明台詞ばかりの上、主義主張を大声で張り合うこと。どこの学芸会だ。その主義主張には背景も血肉も感じられないから、空虚な妄想にしか聞こえないし、登場人物達に全く共感出来ないから、計画の邪魔をされたから怒ってるようにみえてしまう。
 政府ごっこも、革命ごっこも、自由ごっこも、勝手にやってくれ。

 特撮自体は凄く良かったし、怪獣映画としては見所もいっぱいあったから、樋口監督は、特技だけやればいいんじゃないかな、と正直思う。

 あとシキシマの最後の行動が意味不明だけど、あれはシキシマがエレンの○○だから、とは思うのだけど、その示唆はありつつ、明言はなかったので、本当にそうかは不明。いや、それでも納得行かない行動ではあるけど。
 そしてエンドロール後のオチは最悪といっていい。
 あんなのを臆面もなく付け足したのはスゴい。もちろん誉めてない。
タグ:映画
posted by ミハイル暁 at 23:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画の一言感想 | 更新情報をチェックする