2013年09月25日

凶悪 ★★★★

面白い映画でもないし、爽快感も皆無で後味も悪い。「まるで油田だ」とリリー・フランキーがうそぶくように、淡々と老人を殺していく。そこには狂気もなく、まるで日常の延長線上だ。それだけに深淵を感じせてくれて、個人的には悪くなかった。
ジャーナリストとして事件の深淵にはまっていく山田孝之、人を面白おかしく殺したくせに自分をはめた相手に復讐のため告白するピエール瀧、時折見せる目つきがはてしなく冷たいリリー・フランキー、三人とも凄みのある演技でかなり良かった。
ラベル:映画
posted by ミハイル暁 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画の一言感想 | 更新情報をチェックする

2013年09月23日

エリジウム ★★★

『第9地区』の監督らしい作品。というか、描写やテーマからして焼き直し。ただテンポの良さや、SFギミック満載なところはかなり良かった。個人用強化外骨格や、個人用バリアとか、いいね。
ただ物語自体は、オチはほぼ予想できるし、エリジウムの防空や警備体制などツッコミどころも多くて、かなり雑に感じた。『第9地区』のインパクトには叶わないけど、SF描写などは大いに堪能出来るし、これはこれで良いかな。
ラベル:映画
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2013年09月16日

ツジトモ「GIANT KILLING 28巻」★★★★

ツジトモ「GIANT KILLING 28巻」★★★★
ほぼU-22五輪日本代表戦のみなんだけど、とにかく熱い。椿と窪田のコンビという、見たまんま相性良さそうな二人が躍動する姿にワクワクさせられる。人を巻き込む椿のプレイに、登場人物達だけでなく、読んでる読者も熱くさせられるのは、ここまでの積み重ねを知っているからこそなんだろうな。
posted by ミハイル暁 at 23:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説&漫画 | 更新情報をチェックする

2013年09月15日

スター・トレック イントゥ・ダークネス ★★★★

前作は未見。勢いで突っ走った感があるけど、とにかく面白かった。マッコイの行動など、かなりご都合主義なんだけど、ツッコミ入れるのが野暮なぐらい愉しかった。
カンバーバッチ扮する敵役もかなり雰囲気が出てるし、ピッタリではないかな。旧シリーズファンなら驚くこと間違いなしな展開も愉しい。ファンでない自分でもおおっ!と思った。
ただ前日譚だから仕方ないのだけど、登場人物の生死に危機感がないのが難点。せっかく感動のシーンがあっても、かなり台無し感たっぷり。しかも今回はしかも主役だけでなく……
ラベル:映画
posted by ミハイル暁 at 22:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画の一言感想 | 更新情報をチェックする

2013年09月07日

2013年9月映画鑑賞予定

 2013年8月に観た映画は、『SHORT PEACE』『パシフィック・リム』『ワールド・ウォーZ』の3本。
 オススメは、文句なしに『パシフィック・リム』。闘え、ジプシーデンジャー!

◎観に行く予定の映画
『ローン・レンジャー』
 映画の日に鑑賞済み。
中だるみが酷くて、途中はかなり退屈だったけど、クライマックスがそれまでを吹っ飛ばす面白さ。列車での大立ち回りはずっとワクワクしっぱなし。ウィリアムテル序曲の使い方も最高。
 90分ぐらいでまとめれば傑作になったかも。

『マン・オブ・スティール』
 映画の日に鑑賞済み。
 クリストファー・ノーランとザック・スナイダー監督による、スーパーマンのリブートは見事に成功。ドラゴンボールを彷彿とさせる、超絶限界バトルを映像として視せてくれたのには、大いに満足。

『エリジウム』
 『第9地区』のニール・ブロンカンプ監督の最新作。
 スペース・コロニーに築かれた理想郷に暮らす少数の富裕層と、荒廃した地上で虐げられる大多数の貧困層に分断された近未来の地球が舞台というのが、人間とエイリアンという違いはあるものの、まさしく『第9地区』だ。

『そして父になる』
 カンヌ国際映画祭で審査委員賞を受賞した、是枝裕和監督の最新作。
 病院で取り違えられ、6年間育てた息子と、他人が育てた血の繋がった息子、という事実を突き付けられた夫婦の物語。子どもを持つ親ならば、予告編だけでもくるものがある。本編をすごく観たいがすごくキツそうだ。

◎気になっている映画
『許されざる者』
 クリント・イーストウッド監督・主演による傑作西部劇を、明治維新後の北海道を舞台にしてリメイク。
 主演が渡辺謙なので、雰囲気は悪くなさそう。せっかく日本を舞台にしてるので、殺陣がどれだけ見せてくれるか、というのに期待。

『凶悪』
 死刑囚の告発からジャーナリストが闇に埋もれた殺人事件を暴く、ベストセラー・ノンフィクションの映画化。
 雰囲気がかなり暗めで、予告編を観てちょっと惹かれたので、評判次第で観に行く予定。
ラベル:映画
posted by ミハイル暁 at 22:54| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | 更新情報をチェックする

2013年09月06日

マン・オブ・スティール ★★★

クリストファー・ノーランとザック・スナイダー監督による、スーパーマンのリブートは見事に成功。ドラゴンボールを彷彿とさせる、超絶限界バトルを映像として視せてくれたのには、大いに満足。とにかくアクションが疾い。だからカッコイイ。
ただ苦悩する主人公はクリストファー・ノーランらしいとはいえ、スーパーマンに合っているかと言えば微妙。「鳥だ、飛行機だ」の台詞や、スーパーマンのテーマ曲がないのも残念。次回作はバットマンと共演だけど、また暗くなりそうだな。
ラベル:映画
posted by ミハイル暁 at 23:41| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画の一言感想 | 更新情報をチェックする

2013年09月05日

ローン・レンジャー ★★★

中だるみが酷くて、途中はかなり退屈だったけど、クライマックスがそれまでを吹っ飛ばす面白さ。列車での大立ち回りはずっとワクワクしっぱなし。ウィリアムテル序曲の使い方も最高。90分ぐらいでまとめれば傑作になったかも。
気になったのはトントが、ジャック・スパロウっぽかったこと。原作を知らないのでジョニデのために無理やりあつらえたみたいに見えたのが残念。あとヘレナ・ボナム=カーターは出さない方が尺短くなったのでは?
ラベル:映画
posted by ミハイル暁 at 23:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画の一言感想 | 更新情報をチェックする

2013年09月01日

ガッチャマン ★★

ツッコミどころ満載のネタとしてか、俳優目当て(但し剛力さんは空気です)で観るかでしかオススメ出来ない映画。脚本は支離滅裂で、退屈な上に盛り上がりどころはなし。冒頭の特撮は頑張ってるとは思うけど、それだけ。
元が痛快娯楽ヒーローものだったのに、正義だ戦う理由だと、とやかく言うのはやめて欲しい。そんなに悪党を倒すだけの痛快な物語を描くのに照れがあるの?
ラベル:映画
posted by ミハイル暁 at 09:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画の一言感想 | 更新情報をチェックする

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