2017年11月19日

『ジグソウ ソウ・レガシー』(TOHOなんば★★★)

 あれ、もっと駄目かと思って期待せずに観たら、意外にも面白かった?
 シリーズ全部は観てないけど、1作目の雰囲気が1番出でる気がする。拷問パートと捜査パートのバランスが取れてて、最後まで退屈しないのが良かった。ただ意外性があんまりないのは仕方なし。
 何をやってもジグソウの思惑通りでツッコミどころが多いのも、作ってる時が一番愉しいだろ?と思えるピタゴラスイッチな拷問も、ご愛嬌。
 でも上から刃物投げる大雑把なやり方は、それで連中が死んだら、以降の仕掛け台無しだろw
 にしても、あの熱血指導っぷりには、失礼ながら大いに笑わせてもらった。ハンドメイド拷問装置教室だ。
ラベル:映画
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『インビテーション』(DVD鑑賞★★1/2)

 離婚した妻から招待されたディナー。だけど何かがおかしい。
 不穏な雰囲気がじわじわとまとわり付く感じで、それ自体は良い。でもそれだけが延々と80分続くのがツラい。一度展開がひっくり返るので驚いたけど、また停滞したのが勿体無い。畳み掛けて欲しかった。
 それだけ勿体ぶったのに、残り20分の展開は呆気なく、正直拍子抜け。
ラベル:映画
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2017年11月12日

『仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦』(TOHO泉北★★)

 エグゼイドのゲームネタを存分に活かした、とは言い難い映画。ネタとしては何でもありだけど、ゲームだからって唐突感しかない。特にショッカー首領三世は適当すぎだろ。
 あとモモタロスをいじってればいい、というのが安易。
 昔のキャラをただ登場させただけでワクワク感が出ると思ったら大間違い、という良い見本。
ラベル:映画
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『トリプルX 再起動』(TOHOなんば★★★)

 とにかく馬鹿。
 冒頭のタイムリミット10分の理由で、観客にもこの映画に中身がないことが明確に提示される、清々しさ。かっこいいシーンをつなぎ合わせただけなんだけど、それはそれで面白いんだから、困ってしまう。でもギャグはあんまり笑えない。
 ドニー・イェン兄貴が強すぎて、アクション見てるだけで幸福な気分になれるのは嬉しいところ。
 でもあの連中は何考えて行動してるのかさっぱり分からないし、そもそも登場人物の会話の中身が空っぽ。でもそういう映画なんだよ!
ラベル:映画
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2017年10月07日

『エイリアン コヴェナント』(TOHOなんば★★★)

 確かに『プロメテウス』と『エイリアン』を繋げる話ではあるものの、そこにこだわった結果が、あのすっとこどっこいな乗組員のドタバタ劇なら、いかがなものかと。中盤の爆発シーンには失笑しかなかった。ラストのオチもバレバレでかなり微妙。
 エイリアンらしい怖さや迫り来る恐怖はあまりなく、どちらかというと『ブレードランナー』っぽい、SF映画を見せられてるような気がして、これは何の続編だっけと首を傾げる始末。
 とはいえ原点回帰しようにも、これだけエイリアンの存在が観客に知れ渡っていると、エイリアンそのものの怖さを描くのは厳しいんだろうな。でも期待してしまうのは、やはりドキドキ感なんだ。
ラベル:映画
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『イレブン・ミニッツ』(DVD鑑賞★★)

 ピタゴラスイッチかよ!と叫びそうになってしまった。
 11分間の群像劇で、何か起こりそうな雰囲気だけで持たせているだけ。登場人物達を表層的にしか描いてないから、ラストも何のカタルシスもない。個人的には大外れ。
ラベル:映画
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2017年09月28日

『ハルチカ』(TOHOなんば★★★★)

 1から高校の吹奏楽部を発足させる少女の物語を、主演の橋本環奈の魅力で押し切った感じの映画。
 9人の部員集めからスタートなので、ちと展開がもたつくのが勿体無いし、後半その9人の印象が薄れてしまうのも残念。大勢でやる吹奏楽部らしさは出てたかな。
 正直、話としては同じ部活ものの『ちはやふる』の方が上だと思うけど、ラストの展開は、方向性が全然違ってて良かった。
 部活でも勝負事である以上、全員が勝者にはなれない。その時、勝ち負けだけの部活では人は救えない。どう救われるか。その答えの1つがこのラストだと思う。賛否両論も分かる気がする。
 正直リアリティはないし、そんないい話はそうそう転がってない。でもフィクションぐらい、あんな風に人が救われてもいいんじゃないかと思う。あれはまさしく人が人に救われるラストだった。切磋琢磨するだけが、部活でも仲間でもない、そう思う。
ラベル:映画
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2017年09月27日

『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』(TOHO泉北★★★)

 今年はオリジナル年で、ドラえもん成分はかなり控え目。いつもの面子も大人しく、ひみつ道具もそこまで万能じゃない(大自然の脅威の方が手強い)。
 逆に、ドラえもん要素を取っ払うと、見事なまでにワクワクする大冒険ものになってる。
 南極へ、その下へ、そして10万年の過去へと、縦横無尽の大冒険っぷりが、とても愉しい。
 タイムパラドックスのトリックはちょっと雑かなと思ったけど、10万年という設定を活かしたエピローグが何とも印象深い、良いオリジナル回だった。
ラベル:映画
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2017年09月24日

『散歩する侵略者』(なんばパークスシネマ★★★★)

 ナンダコレナンダコレナンダコレ。
 観終わった後、すごく混乱しつつ、すごく愉しかった。
 人から概念を奪う異星人の侵略SFなんだけど、ホラーでもあり、コメディでもあり、そしてラブストーリーでもあるという不思議な映画。そして前半と後半の乖離がまた凄い。人から概念を奪うというアイデアもさることながら、たった3人による侵略が世界の破滅に繋がっていく展開が、監督の過去作『回路』を彷彿とさせつつ、今風でもあるのが面白い。
 個人的には長谷川博己のジャーナリストの立ち位置がよくて、演説後の振り切れっぷりが凄く好き。
ラベル:映画
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『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』(大阪ステーションシティシネマ★★★★)

 「事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ!」という台詞を嘲笑うかの如く、会議室でテロリストのアジトを観察し、爆撃命令を出し、爆発する瞬間もモニターで確認できる、という現代の戦争にゾッとさせられた。
と同時に、責任のたらい回しを見せつけられて、苦笑するしかなかった。
 ただ自爆テロの準備が着々と進む中、責任の押し付け合いで時間だけが過ぎていく緊張感と、パン売りの少女の命運が、遠く離れた会議室で決められる現実が重かった。
 ラストも現実的といえば現実的だし、こうなるしかなかったという気はする。またこれが不幸の連鎖になっていくだろうことを暗示させるものだったのが、重苦しい映画に相応しい結末だった。
ラベル:映画
posted by ミハイル暁 at 15:43| Comment(0) | 映画の一言感想 | 更新情報をチェックする